スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2017年09月08日

saving private ryan ~後編~

皆さんこんばんは!
ヤネックススタッフです。

今日はさっそく昨日の続きを!!
昨日は撮影方法にまつわることに触れましたが、
再び話はノルマンディー上陸作戦の撮影に関する話題になりますが、
この時のエキストラはアイルランド陸軍兵士1,000人。なぜ、実際の兵士を採用したかというと、
上陸用舟艇から海に飛び込み浜辺を走るには一般公募では非常に厳しいという点から出そう。頭数が揃ってればできるというものでもないので、現役の兵士がエキストラとして活躍したそうです。
まぁそうですよね。毎日、毎日、重い装備を担いで水につかり走るってことを一般のエキストラだと厳しすぎますよね。

俳優に関しては主要メンバーは全員、撮影前にブートキャンプで訓練されたそうです。逃げたくなるくらいだったとか。


さて、撮影の舞台裏についてはこれくらいにして作品についての私の個人的な感想を記していこうと思います。
映画館の大きなスクリーンで見たときのことを今でもよく覚えています。
やっぱりノルマンディー上陸作戦の上陸時の描写は衝撃的でした。上陸用舟艇の扉が開いた瞬間、前にいた兵士たちが次々に撃たれ倒れていく。そこからの海に逃げ込むが、飛んできた銃弾に水中にいながら撃たれる。水中の静けさと水の上に出たときの音のすさまじさ。あの演出には身震いしました。そうそう、戦闘シーン中は音楽が一切ないんですよね。あくまでスピルバーグのリアルな恐ろしさを表現するための手法が100%以上の効果をはっきしていました。
とにかくリアル。今流行りのVRよりも強烈なんじゃないかと思える作品ですね。そういった意味でも画期的な映画でした。

その後の8人それぞれの人間模様もよく描けていて、特にトム・ハンクス演じるミラー大尉の思いは、指揮官として、一人の人間として、ああいう状況下であってもあんな人間であれたらいいなと思うシーンがいくつかありました。

個人的には悪態をついているライベン上等兵(エドワード・バーンズ)が好きでした。ライベンはBARを使っていましたね。(『コンバット!』ではカービー上等兵が持ってるあの銃です。)
オマハビーチで軍曹にBARはどうした?取ってこいって言われてるシーンがなぜか頭によく残ってます。
そして、一時期嵌ったのが<FUBAR>というワード。「フーバーな任務だ」「フーバーだぜ」といったような感じで兵士たちがよく口にしてて、
<Fuck Up Beyond All Recognition>の略語で、どうしようもないほどにめちゃくちゃな状態を意味するそうです。
おかげで観た後はしばらく、フーバー、フーバー言ってました。

いま改めてみると、1998年の作品とは思えないクオリティ。最近撮られたといっても全然違和感ないです。この作品を観ると、戦争を繰り返しちゃいけないんだってとても思います。でも、現実世界、戦争や紛争はそう簡単になくなるものではありませんが・・・。
今の自分が置かれている環境って幸せなんだなぁ~~~と思ってしましますね。

さて、明日は土曜定例会です。お時間のある方はぜひお越しください☆
  
Posted by ヤネックススタッフ at 21:02